シャンプーを代用するなら石鹸・炭酸水・重曹など
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毎日使うシャンプーは、ストックを買い忘れて切らしてしまう場合もあります。そんなとき、シャンプーの代わりとして使えるのは、石鹸・お米のとぎ汁・緑茶・炭酸水・重曹などです。それぞれおすすめの代用方法をご紹介するので、参考にしてくださいね。
シャンプーの代用品として使えるもの |
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石鹸・ボディソープ |
お米のとぎ汁 |
緑茶・炭酸水 |
重曹 |
石鹸やボディーソープは予洗い後に泡立てて使う
1 | しっかり予洗いする |
2 | 石鹸やボディソープを泡立てて頭皮や髪を洗浄する |
3 | お湯でよく洗い流す |
シャンプーの代用品として使いやすいのは、石鹸やボディソープです。元々顔や体に使うアイテムなので、頭皮や髪の汚れもある程度は落とせます。また、通常のシャンプーと同じ手順で使えるため、簡単なのもポイント。
普段からお風呂場で保管している方も多いため、特別な準備も必要ありません。
石鹸で髪がアルカリ性に傾くときしみやすくなる |
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石鹸類はアルカリ性のため、使用後は髪がきしみやすくなります。酸性のレモン汁やクエン酸に、水を加えたリンスをかけて中和すると、手触りが良くなりますよ。 |
お米のとぎ汁は桶やスプレーに入れて頭皮や髪にかける
1 | お米のとぎ汁を桶やスプレーに入れる |
2 | 頭皮や髪全体にかけてよく揉み込む |
3 | お湯でしっかり洗い流す |
自宅でお米を炊く場合は、とぎ汁もシャンプーの代わりとして使えます。お米のとぎ汁は、髪の健康に必要なビタミンや、ミネラルなどを含んでいるのが特徴です。
公益財団法人の高輝度光科学研究センターによると、お米のとぎ汁に含まれるイノシトールには、髪をダメージから守る「予防美髪効果」があるとのこと。そのため、イノシトールを含むヘアケア製品も開発されています。
ただし、お米のとぎ汁単体では乾燥する場合もあるため、日常使いには向きません。あくまでも、シャンプーが切れたときの代用品として使いましょう。
緑茶や炭酸水はペットボトルのまま頭皮や髪にかける
1 | ペットボトル入りの緑茶や炭酸水を用意する |
2 | 頭皮や髪全体に少しずつかける |
3 | よく揉み込んだらお湯で洗い流す |
緑茶や炭酸水は、家に常備している方も多いため、シャンプーの代用品として使いやすいです。緑茶は、髪を健やかに保つミネラルやビタミンを含んでいる一方、炭酸は、頭皮の毛穴汚れを落とす効果が期待できます。
ペットボトルから一気にかけるのではなく、少しずつなじませて、全体に行き渡らせるのがポイントです。
重曹は洗浄力が高く頭皮の脂や汚れを落とせる
1 | 桶に38〜40度ほどのお湯を用意する |
2 | 1Lあたり大さじ1杯の重曹を入れて溶かす |
3 | お湯で頭皮や髪を予洗いする |
3 | 重曹シャンプーを手に取り少しずつ頭皮や髪にかける |
3 | 優しく揉み込んだらお湯でよく洗い流す |
重曹は洗浄力が高いため、頭皮の脂や汚れを落とす効果が期待できます。重曹の細かい粒子で頭皮や髪を傷つけないように、優しい力で揉み込むのがポイントです。
ただし、重曹シャンプーを保存して使うのは不衛生なため、髪を洗うたびに作る必要があります。また、洗浄力が高い分、続けて使うと乾燥してしまうため、シャンプーが切れたときの代用品として使いましょう。
重曹もアルカリ性なのでクエン酸リンスで中和しよう |
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重曹も石鹸類と同じくアルカリ性のため、使用後は髪がきしみやすくなります。酸性のクエン酸やレモン汁に、水を加えたリンスをかけて中和するのがおすすめです。 |
シャンプーを代用するときは前後のケアも入念に!
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シャンプーを代用するときのポイント |
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シャンプー前のブラッシングで髪の絡まりをほぐす |
入念な予洗いで髪や頭皮の汚れを6〜7割落とす |
代用シャンプーが残らないようにしっかりすすぐ |
シャンプー後はトリートメントでダメージケアする |
シャンプー前のブラッシングで髪の絡まりをほぐす
髪を洗う前のブラッシングは、通常のシャンプーのときと同じくとても大切です。ブラッシングをすることで頭皮の汚れを落としたり、髪の絡まりをほぐしたりできますよ。
特に、石鹸類や重曹で代用する場合は、髪がアルカリ性に傾いてきしみやすくなります。事前に絡まりをほぐして、髪が引っかからないようにしましょう。
入念な予洗いで髪や頭皮の汚れを6〜7割落とす
予洗いはシャンプーの前にお湯で洗って、頭皮や髪の汚れを落とす作業です。38〜40度のお湯で2〜3分予洗いすると、頭髪の埃や汚れを6〜7割落とせます。そのため、石鹸類や重曹を使う場合は、事前にしっかり予洗いするのがポイント。
ただし、皮脂やワックスなど、油性の汚れはお湯だけでは落とせません。シャンプーがない場合は代用アイテムで洗浄しましょう。
代用シャンプーが残らないようにしっかりすすぐ
代用シャンプーのすすぎ残しがあると、ヌメりやベタつき、頭皮トラブルなどの原因に繋がる場合もあります。生え際や襟足、耳周りなど、すすぎ残しがないようにしっかりお湯で流しましょう。
シャンプー後はトリートメントでダメージケアする
代用シャンプーはヘア用ではないため、髪のきしみやダメージをケアするために、トリートメントを使いましょう。トリートメントを髪になじませた後、コームで梳かすと髪全体に行き渡ります。また、お風呂場にコームを1本置いておくと、洗髪前のブラッシングを忘れたときにも使えて便利です。
トリートメントは最後に使おう |
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クエン酸やレモン汁でリンスを作った場合は、最後にトリートメントを使いましょう。少し時間を置いてから洗い流すと、より手触りが良くなりますよ。 |
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シャンプーは切らさないようにストックしておこう
シャンプーは、家にあるアイテムで代用できるものの、ヘア用ではないため日常使いにはおすすめできません。頭皮や髪を健やかに保つためには、ヘア用に作られた通常のシャンプーで、しっかり汚れを落としてケアするのが大切です。
いつも使っているシャンプーを切らしてしまわないように、日頃からストックしておきましょう。
まとめ
以上、シャンプーの代用方法を解説しました。シャンプーは、家にある石鹸類や、緑茶、重曹などで代用できます。急にシャンプーを切らしてしまったときや、買いに行けなくて困っている場合は試してみてくださいね。
また、シャンプーが泡立たない原因や頻度など、髪を洗うときの気になる疑問についても解説しています。シャンプーを正しく使って、清潔な髪に整えましょう!