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育児・子育てライター

ベビー用品関連企業に勤務する一児のパパ。メーカーとの繋がりを活かし、新米パパママにも各社の違いや商品特性がわかりやすく伝わるよう心がけています。文学部出身で趣味は読書。文章で人の役に立てるようさまざまな分野のライターとして活動中。

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軽量ベビーカーのメリット

持ち運びや移動が楽ちん

B型ベビーカー
参照元: www.rakuten.co.jp

軽いベビーカーのメリットは、なんと言っても持ち運びのしやすさ。エレベーターの無いマンションや、駅構内、歩道橋など、ベビーカーを持ち上げて階段を登る場面はとっても多いです。子どもを抱っこし買い物袋を複数持ちながら重いベビーカーを運ぶのは体力的にきついですよね。

5kg以下になればママ1人で持ち上げたり移動しやすため、毎日の負担を軽減してくれます。1〜2kgの超軽量タイプになると片手で持ち上げたり、サイズ次第では小脇に抱えられるので階段の上り下りも楽になります。折りたたんだときもコンパクトにまとまり、車や玄関付近に収納もしやすくなるのが嬉しいポイント。

値段が安く1万円前後でも買える

ベビーカーは種類や性能がさまざまあり、5千円〜10万円前後と価格帯も幅広いです。月齢が小さい頃から使えたり、機能が充実していくほど値段が上がっていきます。

高額なイメージがあるベビーカーですが、1万円前後で購入できる安い製品もあり、特に子どもが歩くのを嫌がったり、眠くなったり「ちょっと使い」の用途であれば5千円前後で手に入ります。

軽量ベビーカーのデメリット

走行性や機能性はぐっと落ちてしまう

軽さ重視でベビーカーを選ぶのは大切ですが、走行性や機能性をチェックせずに購入すると失敗しやすいです。ベビーカーの重量感は、高性能なシートやフレームで安全性を高めていたり、走行性能の高い大きめのタイヤを使っていることが要因です。

フル装備のベビーカーには、10kg前後でかなり重厚な製品もありますが、赤ちゃんの安全性や走行しやすさを考えると非常に快適だったりします。

単に軽さや値段で選ぶのではなく、「必要な機能」と「妥協できる機能」も見極めていくと失敗せずに済みます。多機能だからこそ高額な製品が多いので、ママパパが使いやすい機能を重視しながら、上手く取捨選択していきましょう。

軽くて安いベビーカーを選ぶポイント

まずは月齢でA型かB型が決める

色々な種類のベビーカー
参照元: o-dan.net

ベビーカーを安全に使用するためには、月齢に合わせたモデル選びが重要。ベビーカーは月齢に応じてA型とB型に分類されるため、まずはそれぞれの違いをチェックしておきましょう。

A型は生後1ヶ月頃から使える

A型ベビーカーは、まだ首や腰がすわっていない、生後1ヶ月頃の赤ちゃんから使えるタイプ。1ヶ月健診が終わった頃から乗せられるので、早い時期からお散歩やお出かけにベビーカーを使いたいパパママにおすすめ。

A型は安全性に優れているのが特徴で、機能が豊富な分、値段が高くズッシリと重い製品が多いです。5、6kg以下になると軽量なラインに入り、値段も2〜3万円前後とリーズナブルなタイプもあります。

B型は生後7ヶ月以降から使える

B型ベビーカーは、腰が据わった生後7ヶ月以降に利用できるベビーカーです。A型ベビーカーよりも軽くてコンパクト。軽量性で選ぶなら4kg以下になってきますが、中には2kg前後の超軽量モデルもあります。ちょっと使いや、旅行用のセカンドベビーカーとして探している人にはB型がおすすめです。

ただし、7ヶ月になるまでは使えないので、抱っこ紐やA型ベビーカーなどと併用して使う必要があります。

片手で折りたためると便利

折りたたみ式ベビーカー
参照元: https://www.amazon.co.jp/

ベビーカーは、子どもを抱っこしながらたたんだり広げたりする状況が多いので、片手で開閉できるかどうかは重要なポイントです。特に、ワンオペが多い人は折りたたみやすさを重視して選びましょう。

走行性能はタイヤをチェック!

ダブルタイヤのベビーカー
参照元: https://www.amazon.co.jp/

ベビーカーのタイヤは、1足2輪のダブルタイヤと、1足1輪のシングルタイヤの2種類があります。走行性や安定感に違いが出る部分なので、使いやすいと思うタイプを選びましょう。

3輪よりも4輪の方が軽い

ベビーカーには前輪に1つ、後輪に2つ採用された3輪タイプと、4つのタイヤを採用した4輪タイプがあります。3輪タイプはタイヤが大きく、走行性に優れていますが、若干重め。一方、4輪タイプはタイヤが小さくて軽く、小回りの利く点が特徴です。軽さを重視するなら4輪タイプが良いでしょう。

シングルタイヤはサクサク走れる

1足1輪のシングルタイヤは、操縦性の高さが魅力です。地面とタイヤの接地面は、少なくなるほど小さな力でもスイスイ進み、小回りが利きます。舗装された路面で使用する機会が多いなら、シングルタイヤでも十分走りやすいですよ。

ダブルタイヤは安定感が高い

1足2輪のダブルタイヤは、小さな溝にハマりにくく凹凸のある路面でも安定して走行できるのがメリットです。子どもが成長してきたときや、荷物を多めに乗せる人はダブルタイヤを選ぶと良いでしょう。しかし、タイヤが多い分操作性はシングルタイヤに劣ります。

シート下の収納力が使い勝手を左右する

収納カゴ付きベビーカー
参照元: https://www.amazon.co.jp/

ベビーカーを使うときは、ハンドル部分に重い荷物を掛ける場合も多いのではないでしょうか。しかし、軽量タイプのベビーカーだと子どもを降ろしたときに荷物の重みで後ろへ倒れてしまう可能性があり危険です。シートの下に大きい収納があれば、重い荷物をしまえるうえに、子どもをベビーカーから降ろしても倒れる心配がありません。

ハイシートと幌(ホロ)で熱中症対策!

ベビーカー_ハイシート
参照元: https://www.amazon.co.jp/

ベビーカーは地面との距離が近いため、暑い時期は下からの熱で熱中症になりやすいです。熱中症を予防するには、地面との距離が遠いハイシートタイプがおすすめ。また、ベビーカーの頭上にあるドーム型の幌(ホロ)が大きいタイプも、子どもを太陽光から守ってくれます。

おすすめ人気ランキング比較表

商品名 リンク 最安価格 軽さ 機能性 走行性能 価格の妥当性
1アップリカ カルーンエアーメッシュ アップリカアップリカ カルーンエアーメッシュ 25,909 4.5/5.0 4.5/5.0 4.5/5.0 5.0/5.0
2コンビ スゴカル ハンディ エッグショック ML コンビコンビ スゴカル ハンディ エッグショック ML 30,400円 30,400 4.5/5.0 4.5/5.0 4.0/5.0 5.0/5.0
3ピジョン B型ベビーカー ビングル BB0 ピジョンピジョン B型ベビーカー ビングル BB0 20,759 4.5/5.0 3.5/5.0 5.0/5.0 4.5/5.0
4アップリカ マジカルエアー AG アップリカアップリカ マジカルエアー AG 17,167 5.0/5.0 3.5/5.0 4.5/5.0 4.0/5.0
5コンビ Age エッグショック AK コンビコンビ Age エッグショック AK 33,000円 23,990 4.0/5.0 3.5/5.0 4.0/5.0 4.0/5.0
6リッチェル カルガルー CT リッチェルリッチェル カルガルー CT 14,800円 13,980 5.0/5.0 3.0/5.0 3.0/5.0 4.0/5.0
7Cybex リベル/ディープブラック 521000589 CybexCybex リベル/ディープブラック 521000589 25,300円 25,300 2.5/5.0 4.0/5.0 4.5/5.0 4.0/5.0
8T-REX J is for Jeep アドベンチャー T-REXT-REX J is for Jeep アドベンチャー 12,100円 12,100 3.0/5.0 4.0/5.0 3.5/5.0 4.0/5.0
9アップリカ クルリー アップリカアップリカ クルリー 39,600円 32,655 4.0/5.0 4.0/5.0 4.0/5.0 2.5/5.0
10Joie ベビーカー スマバギ4WD クロム 41003 JoieJoie ベビーカー スマバギ4WD クロム 41003 30,800 3.5/5.0 3.0/5.0 3.0/5.0 4.0/5.0

軽くて安いベビーカーのおすすめ人気ランキング10選

1アップリカアップリカ カルーンエアーメッシュ

25,909

★★★★☆4.6
軽さ 4.5機能性 4.5走行性能 4.5価格の妥当性 5.0

軽さと乗り心地を兼ね備えたA型タイプ

「アップリカ カルーンエアーメッシュ」は約3.9kgのA型両対面ベビーカーです。フレームとサスペンションに工夫が施されているうえに、ダブルタイヤを採用しているため、振動が赤ちゃんに伝わりにくい仕様になっています。

また、紫外線を99%カットする「カプセルマルチフード」や、座席の温度が上がるのを防ぐ「Wサーモメディカルシステム」も搭載。赤ちゃんにとって快適な乗り心地を追求した1台となっています。

シートの下には25.3Lの大きな収納もあり、荷物の多いパパママにも便利。さらに、シートが洗濯機で洗えるので、汚してしまったときや汗をたくさんかく時期でも清潔に使えます。

2コンビコンビ スゴカル ハンディ エッグショック ML

30,400 30,400円

★★★★☆4.5
軽さ 4.5機能性 4.5走行性能 4.0価格の妥当性 5.0

ママも楽々の両対面ベビーカー

重さ3.9kgのA型両対面ベビーカーです。53cmのハイシートには、汗っかきな子も快適に過ごせる「エアスルーシート」を採用。さらに、衝撃吸収素材「エッグショック」内蔵のヘッドサポートで頭部を守ります。いずれのシートも簡単に取り外せて、洗濯機で洗えるため衛生的。また、UVカット生地の幌に4輪サスペンションと、子どもを守る機能が豊富に備わっています。

軽いうえに、折りたたむと持ち運びに便利な「持ちカルグリップ」を搭載し、力の弱いママでも運びやすいです。軽さと機能性を兼ね備えたベビーカーを求めている人におすすめ。

3ピジョンピジョン B型ベビーカー ビングル BB0

20,759

★★★★☆4.4
軽さ 4.5機能性 3.5走行性能 5.0価格の妥当性 4.5

走行性抜群のB型ベビーカー

重さ3.8kgでシングルタイヤを採用したB型ベビーカーです。厚みのあるクッションシートには、メッシュ素材を採用しており、子どもが汗をかいても快適。

また、シートの高さは54.5cmと他社製のハイシートモデルよりもさらに高く、熱やホコリから子どもを守ってくれます。パパやママが大きくかがまなくてもお世話できるので、体への負担も少なめです。

4アップリカアップリカ マジカルエアー AG

17,167

★★★★☆4.3
軽さ 5.0機能性 3.5走行性能 4.5価格の妥当性 4.0

快適な角度で座れる「起きるシート」が特徴

ダブルタイヤを採用した約3.2kgの軽量B型ベビーカーです。子どもを抱っこしながらでも簡単に片手で持ち運べます。シートの角度は124°から150°まで調整でき、快適な姿勢で座れる「起きるシート」が特徴です。

ほかにも、98%紫外線をカットする大きな幌や、24.7Lたっぷり入るシート下収納付き。大きめなメッシュウィンドウもあり、後ろから子どもの様子を確認できて安心です。

5コンビコンビ Age エッグショック AK

23,990 33,000円

★★★☆☆3.9
軽さ 4.0機能性 3.5走行性能 4.0価格の妥当性 4.0

ワンハンドグリップで楽々操作

重さ4.2kgでダブルタイヤを採用したA型ベビーカーです。人間工学を参考にした独自形状のハンドルを採用し、片手でも左右に曲がりやすく、操作が簡単。ハンドルから前輪までが一直線の骨組みになっているため、押す力も伝わりやすく走行性能が高いです。

生卵を落としても割れない、とうたわれている「エッグショック」のインナーシート付き。走行中の衝撃が子供に伝わりにくいのも嬉しいポイントです。また、クッションシートは取り外し可能で、外せば全面メッシュシートに早変わりするため、季節を問わず快適に使えます。一方、他社製の軽量A型タイプと比べると、折りたたみサイズは少し大きめ。

6リッチェルリッチェル カルガルー CT

13,980 14,800円

★★★☆☆3.8
軽さ 5.0機能性 3.0走行性能 3.0価格の妥当性 4.0

3kg以下の超軽量ベビーカー!

重さ2.8kgの超軽量B型ベビーカーです。3kgを切る商品はB型タイプの中でも珍しく、軽さを重要視しているパパママにおすすめ。座面はゆったりとした設計で、子どもが大きくなっても広々座れます。また、前後輪にはサスペンションも搭載されていて、走行中の振動を伝えにくい仕様です。

一方、シートにはメッシュ素材を採用していますが、背もたれ部分はクッション性が無く、軽さ重視の作りになっています。他社の同一グレードと比べると、折りたたみ時のサイズや快適性、走行性能ではやや劣るでしょう。

7CybexCybex リベル/ディープブラック 521000589

25,300 25,300円

★★★☆☆3.8
軽さ 2.5機能性 4.0走行性能 4.5価格の妥当性 4.0

自転車のカゴに入るほどコンパクト!

重さ5.9kgのシングルタイヤを採用したB型ベビーカーです。折りたたむと、自転車の前カゴへ入れられるほどコンパクトになります。また、飛行機内にも持ち込み可能なので、旅行用として持っておくのもおすすめです。

前輪にサスペンションを搭載しているため、走行中の振動を伝えにくく、乗り心地も快適。また、耐荷重22kgなので、4歳頃まで長く使えます。

8T-REXT-REX J is for Jeep アドベンチャー

12,100 12,100円

★★★☆☆3.6
軽さ 3.0機能性 4.0走行性能 3.5価格の妥当性 4.0

大きなタイヤで安定した走行が可能

重さ5kgのダブルタイヤを採用したB型ベビーカーです。スティックタイプに折りたためるベビーカーとしては、骨組みがしっかりと作られているのが特徴。また、サスペンション付き大型タイヤも装備されていて、走行中の振動を伝えにくく安定感も抜群です。また、折りたたんだときに自立する機能やショルダーストラップも付属しており、持ち運びにも便利。

ワンタッチで折りたためないのは気になるポイントですが、シンプルな分価格は約12,000円とリーズナブルです。しかし、簡易バギーとしては重めなので、走行性能を重視したい人に向いています。

9アップリカアップリカ クルリー

32,655 39,600円

★★★☆☆3.6
軽さ 4.0機能性 4.0走行性能 4.0価格の妥当性 2.5

真横に移動できる画期的なベビーカー

重さ4.2kgのダブルタイヤを採用したA型ベビーカーです。最大の特徴は、ハンドルのレバーを強く握ると4輪すべてが自由に回転し、真横へも動かせる点。街中や狭い通路でも障害物を楽々避けられます。また、紫外線対策が施された幌、洗濯機使用可能なシート、マグネットで着脱簡単なベルトもあり機能性が高いベビーカーです。しかし、両対面にはならないので、生後間もない赤ちゃんへの使用頻度が高い人には向いていません。

10JoieJoie ベビーカー スマバギ4WD クロム 41003

30,800

★★★☆☆3.4
軽さ 3.5機能性 3.0走行性能 3.0価格の妥当性 4.0

切り替えが簡単にできる両対面モデル

重さ5.6kgのダブルタイヤを採用したA型ベビーカーです。両対面モデルで、対面と背面の切り替えレバーが手元にあるため簡単に変えられます。また、タイヤのロックも自動で切り替わり、対面でも押しやすさが変わりません。

折りたたみも片手で簡単にでき、自立するので使い勝手もバッチリ。しかし、本体重量は5.8kgとほかの軽量ベビーカーよりはやや重めです。

まとめ

軽量ベビーカーは楽に操作しやすいので、ママの育児をサポートしてくれるのも大きなメリットです。新生児期から使う場合はA型、走行性能にこだわるなら三輪など、赤ちゃんの月齢や用途によって最適なベビーカーが異なるため、値段や軽さ以外にもこだわりたいポイントがあれば、さまざまなベビーカーをチェックしてみましょう。

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