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Kaubel編集部美容ライター

コスメやヘアアレンジ、ネイルなど美容全般が好きで、美容師免許を取得しました。趣味はバレーボール観戦と旅行。アニメやドラマを見るのも好きです。新しいアイテムを買うときは、事前によく調べてから選ぶようにしています。みなさまにとって分かりやすく、参考になる記事をお届けしたいです。

上向きシャンプーは頭皮や髪の負担が少なくておすすめ

  • 上向きシャンプーのメリット
    • 毛流れに合わせて洗える
    • シャンプーが顔に付きにくい
    • 頭皮の負担を軽減できる
  • 上向きシャンプーのデメリット
    • 腕や肩が疲れる
    • 背中にシャンプーが付く

上向きでシャンプーをする場合、毛流れに合わせて洗えるため、髪が絡まりにくいです。軽く上を向くだけなので、頭皮の負担を軽減できるうえ、顔や目にシャンプーが垂れにくいのもポイント。

ただし、ずっと腕を上げているため、慣れていないと途中で疲れてしまう場合もあります。また、シャンプーが背中に付いてしまうのもデメリットです。

下向きシャンプーは顔のシワやたるみに繋がる場合も

  • 下向きシャンプーのメリット
    • 体勢が辛くない
    • 後頭部が洗いやすい
  • 下向きシャンプーのデメリット
    • 顔にシャンプーが付きやすい
    • 頭皮が下がって顔のシワやたるみに繋がる場合もある
    • 髪の毛が絡まりやすい

下向きでシャンプーをする場合は、腕を上げる必要がないため疲れにくいです。髪を前に倒すので、ロングヘアの方でも後頭部が洗いやすいメリットもあります。

ただし、シャンプーやお湯が下に垂れるため、顔に付いたり目に入ったりしやすいです。また、水圧や重力により頭皮が下に引っ張られる影響で、顔や首のシワ、たるみに繋がる場合も。さらに、毛流れと反対方向で洗い流すため、髪が絡まりやすくなり負担も大きくなります。

シャンプーを上向きでするときのやり方

上向きでシャンプーする女性
参照元: https://www.photo-ac.com/

1 ブラッシングと予洗いをする
2 シャンプーを手で泡立てて頭皮や髪全体に揉み込む
3 指の腹で頭皮全体を擦り洗いする
4 手で取れる泡は取っておく
5 すすぎ残しがないように隅々までしっかり洗い流す

①ブラッシングと予洗いをする

まずは髪が乾いた状態でブラッシングをして、埃や汚れを落としつつ毛先の絡まりもほぐします。そして、38〜40度のお湯で、2〜3分予洗いをしましょう。

お湯を当てるときは、表面だけではなく、髪の毛を持ち上げて頭皮まで行き渡らせるのがポイント。頭皮の丸みに合わせて、シャワーヘッドの向きも動かしていくと、効率的にお湯を当てられますよ。

②シャンプーを手で泡立てて頭皮や髪全体に揉み込む

シャンプーを手に取って軽く泡立てたら、髪全体に揉み込みます。シャンプーをそのまま頭皮に塗布すると、すすぎ残しや毛穴詰まりの原因に繋がるため、必ず手で泡立てましょう。

空気を含ませながら円を描くようにふわっと揉み込むと、泡立ちやすくなりますよ。

③指の腹で頭皮全体を擦り洗いする

指の腹を使って、髪表面ではなく、頭皮をしっかり擦り洗いしましょう。強すぎず弱すぎないほど良い力加減で、手をジグザグと動かしながら洗ってください。また、泡が顔に垂れてこないよう、下から上へ向かって洗うのもポイント。

こめかみ〜頭頂部、耳上〜頭頂部の少し下、耳後ろ〜後頭部の順で上に向かって洗う
襟足は首を傾けて、左右それぞれから真ん中に向かって洗う
額の生え際はファンデーションが付いている場合もあるので、少し皮膚にはみ出したところから上に向かって洗う

洗えていない部分がないように、頭皮全体を2回洗いましょう。泡が足りない場合は追加したり、お湯を少しかけてもう1度揉み込むのもおすすめ。さらに、シャンプーブラシを使うと洗いやすくなるうえ、力加減の調整もしやすいですよ。

④手で取れる泡は取っておく

シャンプーを洗い流す前に、手で取れる泡は取っておきましょう。手で髪を掴み、軽く絞るように毛先へ向かってスライドすると、ある程度の泡が取れます。

モコモコの泡を流すには時間がかかるため、時短や節水に加えて、すすぎ残さないようにするためにも効果的です。

⑤すすぎ残しがないように隅々までしっかり洗い流す

お湯を当てて、頭皮や髪にすすぎ残しがないよう洗い流しましょう。額の生え際、耳周り、頭頂部、襟足はすすぎ残しやすいポイントなので、しっかりチェックしてください。

表面の泡だけ洗い流しても、頭皮や髪の毛が重なった部分のシャンプーはすすぎ切れません。髪の毛を持ち上げ、頭皮の隅々までお湯を行き渡らせながら、念入りに流しましょう。

シャンプーを上向きでするときのポイント

たっぷりの泡
参照元: https://www.photo-ac.com/

シャワーをかけるときは胸の辺りから後ろに上体を倒す
腕が疲れてしまうならお湯で流すときだけ上向きにする
背中や腰に流れたシャンプーをしっかり洗い流す

シャワーをかけるときは胸の辺りから後ろに上体を倒す

上向きの状態でシャワーをかけるときは、顔にお湯やシャンプーが垂れないように、少し上体を後ろへ反らしましょう。首だけ反らすと痛めてしまう場合もあるため、腹筋を使って胸の辺りから倒すのがおすすめです。

腕が疲れてしまうならお湯で流すときだけ上向きにする

上向きシャンプーに慣れていない方は、ずっと腕を上げていると疲れてしまう場合もあります。慣れるまでは、泡で洗うときは下向き、予洗いとすすぎは上向きにするのもおすすめです。

下向きでお湯を流すと、水圧によってさらに頭皮が下へ引っ張られるため、シャワーを使うときは上向きにしましょう。また、左右の手で交互にシャワーヘッドを持つと、疲れが分散するうえ、お湯も当てやすくなりますよ。

背中や腰に流れたシャンプーをしっかり洗い流す

上向きでシャンプーすると、背中や腰にシャンプーが流れて、肌荒れの原因に繋がる場合もあります。髪の長さに関わらず、シャンプー後はボディソープでしっかり背中を洗い流しましょう。

シャンプーの後にトリートメントをする場合は、終わってから背中を洗ってくださいね。

まとめ

以上、シャンプーを上向きでするやり方を解説しました。上体を反らせてお湯を当てたり、下から上へ向かって頭皮を擦り洗いしたりするのがポイントです。上向きシャンプーを実践して、頭皮や髪の負担を減らしましょう。

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