タワーファンのおすすめ13選！デメリットや電気代も解説

著者

藤田 結可 記事一覧

Kaubel編集部キッチン・家電ライター

料理と音楽が好きなキッチン・家電ライターです。最近はコーヒーのハンドドリップに熱中しています。最新家電や便利な調理器具の気になるポイントをとことん調べて、厳選したおすすめアイテムをご紹介します！

監修者

田中真紀子 記事一覧

家電ライター

最新家電情報をいち早く入手し、雑誌やウェブで紹介。自宅には話題の家電が常時200以上並び、実生活で使用しながら主婦目線で執筆、提案している。また専門家として、メディアやメーカーからの取材や監修、テレビ出演も多数。

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タワーファンのメリット

参照元: www.amazon.co.jp

スリムな形状で置き場所を選ばない

タワーファンは縦長のスリムな形をしていて、置き場所を選ばないのがメリット。また、生活感を感じさせないスタイリッシュなデザインで、インテリアにこだわりたい人にもおすすめです。

羽根に触れないので子どもやペットも安心

タワーファンは羽根に触れない構造になっているため、小さい子どもやペットが手足を挟んでケガをする心配がありません。また、子どもがいたずらしないようにチャイルドロックを掛けられる製品もあり、羽つきの扇風機と比べて安全性に優れています。

横置きや卓上タイプも選べる

タワーファンといえばタワーのような縦置きのイメージがありますが、中には横向きに置けるタイプや、卓上で使えるコンパクトなモデルもあります。

横置きタイプは、デスクの足元に置いたり、下に溜まった空気を循環させたりといった使い方が可能。卓上タイプなら、職場のデスクや子どもの勉強机に置いてスポット的に使えます。

タワーファンのデメリット

参照元: https://www.photo-ac.com/

広い部屋での使用には不向き

タワーファンのデメリットとしては、首振りの可動域が狭く、風の届く範囲が狭い点が挙げられます。そのため、リビングのように広い部屋ではなく、寝室や脱衣所など、狭い空間での使用に向いています。

扇風機と比べて風量が弱い

一般的な羽根つき扇風機と比べて、風量が弱い傾向にあるのもタワーファンの特徴。優しくて心地よい風を送れるのはタワーファンの強みですが、強い風に当たるなら扇風機のほうが効果的です。

近年では風量の強いタワーファンも発売されているので、涼しさを重視したい方はチェックしてみてください。

扇風機より本体価格が高い

相場価格が3000円〜1万円ほどの扇風機に対して、タワーファンは2〜3万円台がボリュームゾーンと、価格帯が高めなのも気になるところ。

本記事では5000円以下のタワーファンも紹介しているので、安く手に入れたい方はチェックしてください。

タワーファンのおすすめ人気ランキング3選｜温風・冷風兼用

1シャープシャープ スリムイオンファン HOT&COOL PF-JTH1

		3480022,480円

プラズマクラスターが除菌や消臭にも効果を発揮

シャープ独自のプラズマクラスター技術を採用したタワーファン。カーペットやソファを消臭、除菌する「床面浄化モード」や、部屋干しの生乾き臭を消臭する「衣類消臭モード」を搭載し、送風時には肌を乾燥から守る効果も備えています。

暖房モードへの切り替えができて、オールシーズン活躍してくれるのも嬉しいポイント。マルチに使える高性能なタワーファンを探している方におすすめです。

家電ライター	プラズマクラスター搭載で梅雨の部屋干し対策も！シャープのプラズマクラスター技術は、多くの空調家電に搭載されており、高く評価されています。夏は扇風機、冬は暖房としてだけでなく、梅雨の部屋干し対策や洗えないカーペットの消臭除菌まで、プラスアルファの効果も魅力です。

2コイズミコイズミ タワーファン ホット＆クール KHF-1221

		22,000

人感センサー機能搭載の暖冷両用モデル

温風と冷風の兼用で、オールシーズン使えるタワーファンです。人の動きを自動で感知しオンオフしてくれる人感センサー機能が搭載されていて、電気代の節約になるのも嬉しいポイント。

送風量は16段階で細かく調節が可能です。さらに、本体の吸込口には脱臭フィルターが採用されているため、嫌な臭いも軽減。快適に使える工夫が満載の1台です。

家電ライター	人感センサー搭載で洗面室に最適送風量を16段階から調整でき、温風も出力を2段階から選べるなど、ユーザーの好みに合わせてきめ細かい使い方ができる点が魅力。スリムかつ人感センサー付きなので、ふだんは冷暖房を使わないが寒さが気になる洗面室に置くとよさそうです。

3デロンギデロンギ 空気清浄機能付きファン HFX85W14C

		49,800

温風モードと空気清浄機能搭載で通年使える

温風モードに切り替えられて、通年活躍してくれるタワーファン。送風では10段階、温風では6段階の細かな調整が可能で、オールシーズン快適に使えます。

また、空気清浄機能を搭載している点も魅力。部屋の空気を循環させて、約90分で花粉やPM2.5を99.9%除去します。価格は5万円以上と高価ですが、マルチに使えるタワーファンを探している方におすすめです。

タワーファンのおすすめ人気ランキング10選｜冷風専用

1デロンギデロンギ 空気清浄機能付きファン CFX85WC

		29,400 38,900円

デロンギ独自のテクノロジーで心地よい風を実現

デロンギ独自の「3Dコンフォート・エアテクノロジー」という技術を採用し、上下左右に広がる心地良い風が特徴のタワーファンです。長時間風にあたっても表面温度のムラが少なく、部分的な冷えを緩和してくれます。

また、花粉対策に特化した空気清浄機能を持ち、花粉やPM2.5などの有害物質を99%除去。温風機能は付いていませんが、汎用性は高い製品と言えるでしょう。

家電ライター	風がやさしく広がり不快感を低減イタリア生まれのデロンギらしいスタイリッシュなデザインが特徴。スリットのような２つの送風口から出た気流が筒状の本体に沿って前面に流れ、ぶつかることで風がやさしく広がります。扇風機に当たり続けると体がだるく感じる人に試してほしい１台。

2ツインバードツインバード タワーファン EF-D913W

		11,500 11,500円

丸洗い可能なファンでお手入れが楽ちん

ファンを取り外して丸洗いできるタワーファン。お手入れの手間をグッと軽減できて、いつも清潔に使えます。

また、周囲の温度に応じて風量を変える「センサー自動運転モード」も便利なポイント。リモコンが同梱されているため、離れた場所からも簡単に操作を行えます。

家電ライター	内部を清潔に保ててお子さんや高齢者のいるご家庭も安心あえて存在感を感じさせないスッキリしたデザインが印象的。タワーファンの多くは分解できず、内部のお手入れができないのが難点でしたが、こちらは清潔に保てるので、特に衛生面に気を使いたい小さいお子さんや高齢者がいるご家庭におすすめです。

3アイリスオーヤマアイリスオーヤマ タワーファン TWF-C82T

		11,270 11,800円

上下左右に動くルーバーで広範囲に風を届ける

上下別々に稼働できるルーバーが搭載されていて、立っても座っても風に当たれるのが特徴。同シリーズの「TWF-C81」から風速や風量が改良され、風の届く距離が約6mから約10mに拡大。部屋の隅々にまで風を届けられるようになりました。

また、自然に近い風を再現した「リズム風モード」も搭載。一方、弱モード以外で使用する場合は稼働音がやや気になります。

家電ライター	上下ルーバーで送風位置を調整できるタワーファンの中には、上下ルーバーが稼働しないもの（そもそもルーバーがないもの）もあり、「高さが足りず顔まわりに風がこない」という声を聞かれますが、こちらは上下ルーバーが稼働するので、風を当てたい場所に合わせて調整できるのがいいですね。軽量なので使いたい場所に持ち運んで使い方をしたい人にも。

4AND・DECOAND・DECO タワーファン

		9,998 9,998円

DCモーター搭載の暖冷房兼用モデル

ファンヒーターとしても使える暖冷房両用タイプのタワーファン。高性能なDCモーターで静音性が高く、9段階の細かい風量調節も可能です。

また、過熱を防ぐ「温度調整機能」や「転倒時自動OFF機能」など、安全機能が充実しているのもポイント。価格も1万円以下とリーズナブルで手に入れやすいです。

5山善山善 スリムファン YSR-WD901

		16,373 16,373円

温度センサー搭載のコンパクトモデル

室温に合わせて風量を調節してくれる温度センサー機能搭載のタワーファン。静音性が高くて電気代も安いDCモーターを搭載しています。

幅は約22cm、重さは2.6kgと、軽量かつコンパクトな点もメリット。ただし、首振りの可動域が50度までとやや狭いのは気を付けたいポイントです。

6ダイソンダイソン Dyson Pure Cool TP03

		30,780 38,500円

花粉対策製品として認証されているモデル

花粉対策製品として認証されるほど空気清浄能力に優れたタワーファンです。専用アプリを使うと、空気の汚染度や室温、温度の確認まで行えます。

価格は3万円台と、ダイソンのタワーファンとしては比較的安価と言えるでしょう。ただし、温風モードは備わっていないので、ヒーターとしての利用はできません。

7Stadler FormStadler Form Peter タワーファン 9859

		24,200 24,200円

スリムでおしゃれなタワーファン

SDGsにも配慮されたヴィーガンレザーを使用したおしゃれなタワーファン。本体の幅はたった13.5cmと非常にスリムで、ひとり暮らしの狭いお部屋にもぴったりです。さらに、首振り可能な範囲が160度と広いのも嬉しいポイント。

8ComforComfor Chrester COOL-Q-001B

		21,000 21,000円

3層のフィルターで花粉や細菌を99.9%除去

花粉や細菌などを99.9%除去してくれる3層フィルターが搭載されたタワーファンです。従来の高性能フィルターは年に1回交換する必要がありますが、本商品の交換頻度は2年に1度。ランニングコストが抑えられるのがメリットです。

さらに、静音性が高く就寝中にもおすすめ。価格は2万円を超えますが、空気清浄機能の付いたタワーファンを探している方におすすめです。

9Pro BreezePro Breeze タワーファン

		5,202 6,980円

パワフルな風量でしっかり涼める

パワフルな風が特徴のタワーファン。ACモーター式の中では静音性に優れていて、仕事や勉強に集中したいときも妨げになりません。

一方、弱設定でも風が強めなので、優しい風が好みの方にはきつく感じる場合も。しっかり風を感じたい方におすすめの1台です。

10スリーアップスリーアップ スリムタワーファン TF-T1911

		6,980 6,980円

1万円以下で手に入るスリムなタワーファン

横幅19.5cmのスリムなタワーファン。オフィスに置いても違和感のないスタイリッシュなデザインも人気のポイントです。

1万円以下で購入できるため、予算を抑えたい方におすすめです。しかし、ACモーター式で稼働音が大きいのはマイナスポイント。

タワーファンの選び方

モーターで選ぶ

タワーファンに採用されている電源方式は、直流を扱う「DCモーター」と、交流を扱う「ACモーター」の2種類です。モーターによってタワーファンの機能性や静音性、価格が異なるため詳しく見ていきましょう。

静音性や機能性を重視するなら「DCモーター」

静音性を重視する方には、DCモーター搭載のタワーファンがおすすめ。ACモーターと比べて稼働音が静かで、寝ている間も気になりません。また、DCモーターは機能性に優れているのもメリット。

本体価格は高めですが、ACモーターより消費電力が小さく、電気代を安く抑えられるので、長い目で見るとコストパフォーマンスにも優れています。

本体価格の安さで選ぶなら「ACモーター」

できるだけ安くタワーファンを購入したい方には、ACモーターを搭載したモデルがおすすめ。1万円以下から購入できるので、部屋ごとに複数台購入したい方にも向いています。

ただし、風量調節が弱、中、強の3パターンしかないモデルが多く、細かい調節ができない点はデメリット。また、DCモーターに比べて消費電力はやや高めです。

使い勝手の良さで選ぶ

リモコン付きは離れた場所からも操作可能

参照元: www.amazon.co.jp

リモコンが付いたタワーファンなら、ベッドの中や、ソファでくつろぎながら操作できるので便利です。電源のオンオフはもちろん、風量やリズム、首振り、タイマーの設定も行えますよ。

フィルターが取り外せるとお手入れが簡単

参照元: www.twinbird.jp

タワーファンを選ぶ際は、お手入れのしやすさも大事なポイント。フィルターを取り外せるタイプや、ファンごと丸洗いできるタイプなら簡単にお手入れできてホコリが溜まりません。

上下にもルーバーが動くタイプは広範囲に風を送れる

参照元: www.amazon.co.jp

タワーファンは左右に首を振るタイプが多いですが、上下に風を送れるモデルもあります。広範囲に風を届けたい方は、ぜひチェックしてみてください。

機能で選ぶ

オールシーズン使える温風切り替え機能

参照元: www.amazon.co.jp

温風切り替え機能を持つタワーファンは、寒い時期にヒーターとしても活用できて、オールシーズン使えるのが嬉しいポイント。オフシーズンに片付ける手間も省けて一石二鳥です。

ペットの臭い対策もできる空気清浄機能

参照元: o-dan.net

空気清浄機能が搭載されたタワーファンなら、ペットやキッチンの臭いなど、気になる生活臭を軽減できます。寝室やリビングの空気をキレイに保つと気持ちよく過ごせますよ。

自動で温度を調整してくれる温度センサー機能

参照元: www.twinbird.jp

周囲の温度を感知して、自動で最適な温度に保ってくれる温度センサー機能を搭載したモデルもあります。手動で設定する手間を省けるだけでなく、無駄な消費電力を抑えてくれるので節電にも繋がります。

タワーファンのおすすめメーカー

シャープ

参照元: www.amazon.co.jp

シャープは、大阪に本社を置く大手電気メーカーです。オーディオビジュアル製品から空調家電やキッチン家電まで、幅広いジャンルの商品を展開しています。

シャープのタワーファンは、空気中にイオンを放出して空気清浄力を高める「プラズマクラスター技術」を採用。菌やウイルスの低減、花粉のアレル物質作用を抑える効果が期待できます。空気清浄力を重視するなら、シャープのタワーファンがおすすめです。

ダイソン

参照元: www.amazon.co.jp

ダイソンは、シンガポールに本拠地を置く電気機器メーカーです。サイクロン掃除機を始め、ドライヤーや空気清浄機など、さまざまな家電を展開しています。

ダイソンのタワーファンは、羽のないリング状の形が特徴で、温風機能や空気清浄機能も兼ね備えた機能性の高さが魅力。また、アプリに対応した製品もあり、スマホと組み合わせて遠隔コントロールが可能です。タワーファンの中では高価ですが、スタイリッシュで高性能なタワーファンが欲しい方はぜひチェックしてください。

家電ライター	ダイソン独自の技術で羽根なしでもパワフルな送風を実現ダイソンのタワーファンは、いわゆるシロッコファンは搭載せず、本体が吸い込んだ空気を増幅させる独自の技術で、パワフルな気流を送り出します。羽根無しで指をはさむ危険がないため、小さいお子さんやペットと暮らす家庭でも重宝されています。

タワーファンの電気代は？

参照元: https://www.photo-ac.com

1時間あたり冷風で1円、温風で40円程度

タワーファンの消費電力は、冷風で30W、温風で1200W程度が一般的。1時間使用した場合の電気代は、冷風なら約1〜1.5円、温風なら40円ほどとなります。

電気代を安く抑えるなら、DCモーターのモデルがおすすめです。※電気料金単価は全国平均の「1kWhあたり34.73円」で計算しています。

タワーファン・扇風機・サーキュレーターの違い

特徴や用途の違いをチェック

参照元: www.amazon.co.jp

タワーファンと似たアイテムとして、扇風機やサーキュレーターがあります。それぞれの違いをチェックしておきましょう。

扇風機はタワーファンと同じく、直接風に当たって涼みたいときに使用するアイテムですが、羽根の構造や機能性、風量などが異なります。スタイリッシュさや機能性を重視するならタワーファン、風量の強さを優先するなら扇風機が適しています。

一方、サーキュレーターとタワーファンは用途が異なります。サーキュレーターは空気の循環がメインで、人に向けて使うのではなく、エアコンと併用して冷房効果を上げる役割を持っています。

家電ライター	近年は扇風機の使いやすさも向上ちなみに近年は扇風機を大きく進化しているため、値段も高くなってきています。そのぶん省エネ性が高くなったり、肌あたりの心地よい風を生みだせるなど、使いやすさが向上。なかでもサーキュレーターとして使えるものや除菌効果をプラスしたものなら、一年中使うことも可能です。

まとめ

今回は、タワーファンの選び方と、おすすめランキング13選を紹介しました。メリットとデメリットも踏まえて、ご家庭に合った商品をゲットしてください！

また、風量の強い「扇風機」のおすすめ商品も紹介しています。興味がある方はぜひ記事をチェックしてみてください。

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